今月のテーマです。
「 新緑の季節 声を出し 心動かし 体も動かそう 」
みゆき先生の音楽療法レクの始まりの曲は「世界の国からこんにちは」と決まっています。
これは1970年の大阪万博のテーマソングとして作られ、三波春夫さんが歌いました。
歌詞がやさしい日本語を使っていますし、曲のリズムもシンプルで一度聞けば覚えられる気がします。
世界中の人に「こんにちは!」と話しかけて握手をすれば、仲良くなれるよ!という
人としてのコミュニケーションの基本を歌っているとてもよい曲で、始まりの曲としてピッタリだと思います。
回の大阪万博のテーマソングはコブクロの「この地球(ほし)の続きを」という曲だそうです。
1970年のテーマソングのように50年後も歌い継がれる曲になるでしょうか。
暦の上で5月は「夏」です。
「茶摘み」の歌詞にある「八十八夜」というのは、立春から数えるそうで、今年は5月1日でした。
生のお茶の枝をみゆき先生が持って来てくれました。
「5月」をいう言葉が入った歌をもう一つ歌います。
童謡の「背くらべ」。 歌詞を隠しましたがみなさん、歌えばスラスラと歌詞が出てきます。
その昔、ちまき食べ食べ・・と歌うところで、ちまきより柏餅のほうが好きだといつも思っていました。
新聞紙で作った兜。なつかしいです。
今月の近藤家の庭はオレンジと紫の花にあふれているようです。
藤村看護師が作ってくれたお手製カスタネットを鳴らしながら「みかんの花咲く丘」を歌います。
みかんの次はバラの花です。
5月は花も歌もたくさんあって、盛り上がります。
次はシブイ選曲。
今も午後4時から再放送されている「水戸黄門」のエンディング曲「ああ、人生に涙あり」
こういう題名だったとは、知りませんでした。歌っているのは、なるほど、助さんと格さん。
最後に「母の日」の象徴のカーネーションをカードにしてプレゼント。
たくさんの利用者様が音楽療法レクを楽しみにしておられます。
それは歌を歌うだけではなく
体を動かしたり、クイズや豆知識を入れたり、楽器を演奏したりと
利用者様も一緒に参加できるスタイルであり
アウトプットの要素をふんだんに入れているからなのではないかと思います。
月1回ですし、曜日も固定しないようにしているので
皆勤で参加することは難しいのですが、その日を首を長くして待っている方がいらっしゃいます。
ある利用者様は今回の音楽療養レクにはノートと鉛筆を持ち、メモを取りながら参加していました。
なんで?と聞くと、レクの最後に今日歌った歌がなんだったか聞かれるから・・・とのこと。
レクリエーションの時間が終わっても、レクのことを思い出して、次に参加する時にあれこれ準備して・・・
などと考えられたのだろうと思うと
本当に良質の脳トレレクリエーションを提供できていると自画自賛してしまいます。
これからも楽しい時間を過ごせるように頑張っていきます。
みゆき先生、よろしくお願いしますね。