4月になりました。
鳥の鳴き声を聞き、きれいな花を見るだけで、気分がウキウキしてきます。
そんな4月のテーマです。
今年の4月から10月までの半年間、大阪で万博が開かれます。
まだまだ未知数ですが、いろんな催しなどがおこなわれるようです。
万博といえば、いろいろな思い出を持つ方がいるだろうということで、まずは万博クイズ。
1970年に開かれた大阪万博では「月の石」が展示されました。
インパクトの強い「太陽の塔」もこの万博を象徴するモニュメントです。
2005年には地元愛知県で愛知万博が開催されました。
マスコットは「モリゾーとキッコロ」。
近くですので、行かれた方も多いようでした。
2025年の大阪万博のキャラクターは「ミャクミャク」。
細胞と水がひとつになったことで生まれた不思議な生き物という設定です。
なりたい自分を探して、いろんな形に姿を変えているようで
人間をまねた姿が今の姿とのこと。
最初見たときは「なんじゃこりゃ」と思いましたが、だいぶん見慣れました。
利用者様の中には過去の万博に行ってきたという方がたくさんおられました。
今回のも行きたい!という方もいましたので
がんばってリハビリに努め、全制覇を目指しましょう!
もうええわ、という方も、せっかくですのでテレビで一緒に万博を楽しみましょう。
つぎは春の歌を楽しみます。ここでもクイズを交えながら、脳トレです。
今回は折り紙で作った桜の花を飾ったスティック棒をみなさんに渡します。
手にも持った桜スティックを動かしながら、声をだして歌います。
同時にいろいろなことを行うと脳が活性化します。
季節のお花たち。近藤家のお庭は今年も色とりどりです。
懐かしい歌を聞くと、一瞬にして時空をさかのぼって
まったく忘れていた当時の情景や記憶
いろんな感情や匂いまでも思い出させることがあります。
音楽療法レクに参加している利用者様方は楽しそうなのはもちろんですが
時々感慨深そうな
なにかを思い出して
ちょっと遠く見ているような表情をしている方もいるような気がします。
みゆき先生が選曲した「港の見える丘」、「野に咲く花のように」、「銀座カンカン娘」。
その時代を代表する名曲でほとんどの方が聞いたことがあると思います。
人生の大先輩である利用者様たちはこれらの曲を聴いて
どんな情景を思い出すのでしょう。
思い出と共に体と頭を動かします。バトンを持ったり
楽器を鳴らしたりと盛りだくさんなプログラムをみゆき先生が考えてきてくれました。
毎月の音楽療法レクが楽しみだと言って下さる方がたくさんおられます。
とてもありがたいことで、プログラムを提供する側もやりがいがあります。
みなさんの前向き声援を受け、これからも楽しい時間を作っていきます。